小学生の反抗期にイライラしない方法|親ができる“聞く力”と雰囲気づくり

ライフハック

小学生の「反抗期」や「拗ね」が増えてきて、どう接したらいいか悩む親は多いですよね。
我が家の次男もまさに今、毎日のように拗ねています。

「素直じゃない」「すぐ部屋に籠る」「話を聞いてくれない」──。
そんな子どもとどう向き合えばいいのか。
今回は、実際に試してみて効果があった“話の聞き方”と“雰囲気づくり”についてお話しします。

小学生の反抗期は「恐怖」でコントロールしない

叱責では伝わらない

怒っても伝わらない理由 ~恐怖による拒絶~

これまで、妻の言葉に反発ばかりしていた次男。
心配になって、つい私が「父親の威厳」で抑え込むような対応をしていました。

でもそれは逆効果。
こちらが冷静に話しても、次男は反省よりも恐怖心が先に立ち、まったく話が届かない。

男の子って、良くも悪くも単純です。
「怖い」「嫌だ」と思うと、意図的に話をシャットアウトします。
我が家の長男・次男も、そんな時はすぐに子ども部屋にこもります。


真面目な話は“少し砕けたトーン”で

子どもに気持ちを整理させる時間を作る

心の整理整頓

大事なのは、まず本人に自分の気持ちを整理させて発言させること。
親が代弁したり、言葉を選んであげるのではなく、
子ども自身の言葉で話すことが重要です。

小学生には“少し大人扱い”がちょうどいい

幼稚園児に話すようにレベルを落とすと、逆に「バカにしてる」と思われました。
どうやら小学生には、“少し大人扱い”くらいがちょうどいいようです。

頭ごなしに叱るのではなく、一人の人間として尊重する姿勢がポイントです。


自分の言葉で話すと、心が落ち着く理由

自分の気持ちを声に出して自分の耳で聞くことで、脳にも記憶されやすく、
気持ちの整理にもつながります。

最初はビクビクしていた次男の表情も、
次第に緊張がほぐれていきました。

時間はかかりますが、子どもの成長に必要な時間だと思えば、
親としても少し気持ちが楽になります。


5人兄弟の中で学んだ“時間の使い方”

うちは5人の子どもがいます。
「一人ひとりと向き合うことが大事」とわかっていても、
現実的には時間が足りないのが正直なところ。

それでも、限られた時間の中でできるだけ多くのことを伝えたい。
そんな思いで、今日も奮闘しています。

失敗する事が予想できても グッと我慢

親が先を見越して注意したり、
失敗を回避する策を与えてしまう事って多々ありますよね。
この親の優しさが逆に子供の危機管理や適応力、対応力を低下させてしまうかもしれません。

命の危険が脅かされるようなものであれば、全力で守ってあげてください。
でも、多少の失敗はやはり経験するべきです。

自分で振り返る事の大切さ

自分でやってみる。失敗してみる。その失敗から何を学ぶのか。
その様子を優しく見守ってあげてください。すぐに手を差し伸べたくなるのもわかります。
実際、私は手を出してきました。

今思えば手を出し過ぎたと後悔しています。。

考えがまとまらず、子供が苦戦しているようであれば
子供から質問・相談させるようにしましょう。
最初のうちは「どうしたの?」と親から話しかけるのも良いでしょう。

ただし、親が聞き出すという行為は我慢してください。
これに慣れてしまうと、親から聞かれない限り
子供の方から発言してくることが無くなっていきます。

自分の気持ちは自分の声で伝えて欲しいと
子供にお願いしてください。


🪶まとめ|今日の教訓

大人は黙って子どもの発言を待て!
大人の仕事は“雰囲気づくり”!