ソファに座っていると、子どもが自然と膝の上に乗ってくる──そんな瞬間、ありますよね。
我が家でも私が座ると、子どもたちが「パパの膝」をめぐって小さな争奪戦を繰り広げます。
膝の上で流れる、特別な時間
本を読んだり、今日の出来事を話したり。
今日は、年少の末っ子が私の膝の上で文字を書く練習をしました。
自分の名前を漢字で書いたり、「え」のつく言葉を一緒に考えて紙に書いたり。
手を添えて鉛筆を持つと、少し照れながらも嬉しそうに笑います。
膝の上は、子どもにとっての“安心フィールド”
その姿を見ながら思いました。
「親の膝の上って、子どもにとってのATフィールドみたいだな」と。
安心感とぬくもりに包まれたその場所は、まるで外の世界から守られているよう。
子どもにとって、心が安定し、エネルギーをチャージできる特別な場所なんです。
疲れていても、膝の上は譲れない
私たち大人が疲れていても、子どもは構わず乗ってきます。
テレビを見る時、ぼーっとしている時、眠くなる時──。
どんな時でも「膝の上」が一番落ち着くみたいです。
そして、見事そのポジションを勝ち取った時のドヤ顔。
あの表情を見ると、「ここが安心できる場所なんだな」と感じます。
膝の上で育つ、心と脳のつながり
最近では、「親の膝の上は、子どもの脳を活性化させる」という研究結果もあります。
安心感が神経系に良い影響を与え、創造力や集中力を高めるとも言われています。
子どもとの距離を感じた時こそ、抱きしめてみる
もし最近、「子どもと距離を感じる」「ちょっと元気がない」と思うことがあれば、まずは言葉よりも行動で。
何も言わずに、そっと膝の上に抱き寄せてみてください。
(少し重くても…笑)
不思議とリラックスして、心の奥のモヤモヤを話してくれることがあります。
まとめ:膝の上は、親子の心をつなぐ“安全地帯”
親の膝の上は、子どもにとって小さなATフィールド。
そこには、安心・信頼・ぬくもりが詰まっています。
忙しい日々の中でも、ほんの少しの時間を“膝の上”で共有するだけで、親子の心の距離はぐっと近づくはずです。